住宅ローン/つなぎ融資

住宅ローンを利用する場合、金融機関の正式な融資が実行されるのは建物が完成した後です。

そのため融資が実行される前に、まとまった支払いが必要で、自己資金ではカバーできない場合、別の借入れをする必要があります。
この一時的な融資を「つなぎ融資」と言います。
正式に住宅ローンの融資をしてもらうまでの間、「別の融資でつないでおく」という意味合いのようです。

ポイント:住宅ローン融資実行時につなぎ融資を清算するので、いつ住宅ローン融資が実行されるかのタイミングを確認しておくことも大事。

 

「つなぎ融資」を利用する場合の流れ

  1. まず、つなぎ融資で建築会社に支払う。
  2. 住宅の完成後、自分の名前で登記を済ませ、その住宅を担保に住宅ローンを組む。
  3. 融資が実行されたら、つなぎ融資を返済する

火災保険「損害保険金」と「費用保険金」

火災保険の保険金には2種類あることをご存知でしょうか?

損害保険金とは — 建物や家財の損害に対して支払われるもの
費用保険金とは — 災害・事故で発生した諸費用に対して支払われるもの

火災保険金の各種の費用保険金

臨時費用保険金

この保険金は実際に事故が起きて損害保険が支払われる場合に、損害保険金とは別に支払われるもので、臨時の出費の当てるための保険金

 

失火見舞費用保険金

賠償責任の有無に関係なく被害を受けた類焼先にお渡しする見舞金

 

残存物取片づけ費用保険

火害や自然災害などで被害を受けた建物の瓦礫・焼け残りなどの残存物を片づける費用

地震火災費用保険

地震を起因とした火災のみの支払い
このオプションをつけておくと5%ほどの保険金が支払われる

損害防止費用保険

事故の発生・拡大を防止するために使用された費用に対して支払われる保険金で消火活動にかかった費用などが対象

水道管修理費用保険金

専用水道管が凍結によって損壊を受け、これを修理した場合に支払われる

 

火災保険をかけている家財の盗難は補償されます。
また現金の盗難も限度額内で補償されるそうです。
なお費用保険金の契約内容は損保各社で異なっています。
また特約として着脱自由な商品もあれば、契約に自動的にセットされている商品もありますので、契約時には十分ご確認を!!