社会問題になるほど身体に深刻な影響を及ぼす「シックハウス症候群」
その原因は建物に使われる材料に含まれる化学物質だといわれています。
では、どんな化学物質が健康に悪影響を及ぼすのでしょうか?
今回は深刻な問題を引き起こす化学物質ワースト3をご紹介します。
【ホルムアルデヒド】
シックハウス症候群を引き起こす代表的な化学物質です。
発がん性に加えて、アトピー・喘息・アレルギー症状の原因となります。
ホルムアルデヒドが含まれる建具は家を作る主な材料である合板や壁紙、建築用接着剤な度に含まれます。
現在の建築基準法ではホルムアルデヒドを含む建具の使用は厳しく制限されています。
【フタル酸化合物】
ホルムアルデヒドと同様に発がん性のある物質。
平成31年にはフタル酸化合物の室内濃度が改正されより厳しい基準に見直されました。
【有機リン酸化合物】
発がん性のある物質。
頭痛や倦怠感、視力低下などを引き起こす。
防蟻剤に使用されるクロルピリホスは毒性が強いため、建築基準法で使用が禁止されている。
規制や基準値が厳しく制限されている化学物質ですが、少量でも長年体内に蓄積されることでシックハウスを引き起こす可能性があります。
家を建てる際には安心して暮らせる自然素材を選びましょう。
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