台風の上陸直前!家で何が起こっている⁉
AIクラウドHEMSが家を守る
最近、「線状降水帯」という気象用語をよく耳にします。同じ場所に次から次へと積乱雲が発生し、激しい雨を長時間降らせるため、各地で土砂災害や河川の氾濫などの被害をもたらしています。しかも、発生するメカニズムなどが解析されておらず、いつ、どこで線状降水帯が発生するかは予測できないと言われています。
そんな時、あなたの家族を守るにはどうすればいいでしょう?。私の家では、台風や集中豪雨による大雨特別警報が発令されるとAIクラウドが大活躍します。現在のHEMSは、家のエネルギーを数時間後にみえる化し、結果を報告するだけです。しかし、わが家のHEMSはそこに「非常時の停電に備える機能」も搭載しています。AIは過去の気象データと天気予想を学習し、私の家がいつ、どのくらいの電力を発電したかまで把握しています。警報が発令されると、AI自身が停電の可能性を判断し、太陽光発電で蓄電池やEV車への充電を加速させます。そして、満充電の後は停電に備えて家の給電を停止し、普段とは反対に電力会社から購入する電気を選択します。自分が自宅にいなくてもHEMSが代わりに行ってくれるのです。こうした災害に対抗するレジリエンス性能も家に求められているのです。
災害で停止したライフライン(電気・ガス・水道)で比較的に早く復旧するのが電気だと言われています。それでも停電中に使える電気が確保されていると、余裕をもって暮らすことができます。蓄電池とEV車、どちらも頼もしい蓄電設備です。