№20 換気ユニットは置き場所も重要

フィルター掃除でホコリをかぶるのはもう嫌だ!

基礎部分から家を換気する

大手ハウスメーカーの全館空調システムは、小屋裏に設置された動力の電気料金が高額なだけでなく、掃除の手間も大変。月に1回のフィルター掃除は2階天井に設けられた1,2階用の点検口を開け、筒状のフィルターを取り出し、中に溜まった虫の死骸を掃除機で吸込み、繊維状のフィルターを洗面台で浸けおき殺菌をした後、元に戻すとういう作業が必要です。それだけに換気ユニットをどこに設置するのかも、とても重要だと思っています。私が推奨する換気システム「エクリア」は換気では基礎コンクリートとその上に柱をたてるための土台がコンクリートに接して腐食しないようにゴム製のパッキンを挟み、そこから基礎内に空気を取り込むようになっていますが、冬は冷気が侵入する原因になります。「エクリア」は冷気が侵入しないように基礎内を密封する断熱工法を採用しています。そこには換気ユニットを設置し、大量の空気を基礎内に直接給気することで住宅内がいつでも健やかで快適に保たれるのです。

基礎断熱工法は気流を嫌うハネアリ駆除にも最適です。さらに紫外線照射光源ユニットを用いて基礎内に人体に害のないオゾン層を発生させると虫だけでなくウイルスや微粒子の除菌・消臭もできます。(詳細は№24で)