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H様施工例インタビュー

「この人の建てる家だったら安心やな」と思えたんです。

H様邸 奈良県

家を建てるためにインターネットで調べて見つけたのが始まり

Office.Nさんを知ったのはインターネットです。家を建てるために調べていました。
そこで何社か考えていたのですが、最終的に選んだのは社長の中垣さんのお人柄と…他社が自滅して消えていったという感じですね。

まず一つは、現実的な話というか、社会的な事情…つまりお金のことなのですが、小さな工務店では銀行がお金を貸してくれなかったというのがあります。

Office.Nさんって、年間何棟か立てられたり、リフォームも結構されているでしょう。だから、銀行からの信用度が高いんですよ。

 
年間1~2棟がやっと、というような小さい工務店さんだと、僕の信用と工務店の信用を合わせても、十分な融資はしてもらえないんです。

知り合いや身内の工務店などに相談もしたのですが、それだけの融資は難しい、でもOffice.Nさんで建てるなら調達できた、というような事情もありました。


僕のあーでもない、こーでもないというしょうもない話に夜遅くまで…

家についての条件は「自然素材の家」。
これは奥さんの希望でした。僕も、まあ自然素材の方が好きだったので、そういう家を建てられる工務店を絞っていって最終的に残ったのが3社でした。

その中の1社はまあまあ大きめの工務店だったのですが、見積りやその他のやり取りの中で金額についてのミスが重なり、先々不安なのでお断りしました。

もう一社も似たような形でした。
かなり安い見積を出してきていたのですが、色々な相談を重ねるごとにこちらも知恵がついてきていたんですよ。

カマをかける、という訳ではないけれども、その会社に
「これはどうなんですか?これは?」
と細かいことを突っ込んで聞いていくと、ちょっとそれはおかしいんじゃないか?と思うような、納得できないことを言い出したので、
「この会社も安心して任せられないな」となりました。

住宅計画と見積り


実はその会社が出してきた見積りを中垣さんに見せて相談したところ、
「これはあまりにも安すぎる」と言われたんです。

「本当にこの内容でこの値段で出来るのであれば、いい話ではあると思う。ウチではこの値段では絶対にできないし、Hさんかいいと思われたのであれば、お買い得だとは思う」

「でも、あまりにも安くて心配なので、もし何かあったときに、リフォームだとか、住宅診断などはうちでやっているから、ご相談しにきてください。それからでも見に来させてもらうことは出来るから
とも言ってくれていたんです。

結果的には先ほど言ったように、やり取りの中で信頼できないことが出てきたので、そこもお断りして…結局Office.Nさんが残ったという形ですね。

でも、単に他の会社が自滅したというだけのことではないんです。
中垣さんはお忙しいのに、僕のあーでもない、こーでもないというしょうもない話に夜遅くまで付き合ってくれたんですよ。

そんなこともあって、「あ、この人にならこの先も任せられる」」と思ったんです。

お家がどれくらいのこだわりでとか、どのくらいのクオリティで、とかいうのは僕には分からないですよ。素人ですから。
でも「この人なら信用できる、この人の建てる家だったら安心やな」と思えたんです
それが決め手でしたね。

 

想いが詰まった、Office.Nカラーではない住宅

Office.Nさんのお家って、中垣さんがいいと思われているものを使って作られているので、「Office.Nカラー」があるでしょう。外壁がしっくいで、屋根が瓦で、中が珪藻土と無垢フローリングで、みたいな。

それに比べると、僕の家はOffice.Nカラーとは見た目がずいぶん違うんですよね。
 

外壁を金属サイディングにしたんですが、それは僕が希望したんです。
中垣さんの推奨している漆喰も悪くないとは思うんですが、店舗でもあるので、見た目としてしっくい独特のヒビが入るのが気になるだろうと思ったんです。県道沿いで交通量も多く黒ずみが心配というのもありました。
また、僕がモダンなデザインが好きだったというのもあります。


実は僕の希望はそれだけではなく、間取りやデザインは全部僕が描いたものなんです。
僕が絵を描いたものを持っていって「こういう風にしたい」と。

でも、採光、採風、耐震など、法律のことは僕には分からないので、僕の希望通りにはいかない訳ですよ。

奥さんが特に日あたりを重視しているので、「壁一面を大きく窓にしたい」と言ったら、
「ガラスだけで壁一面を支えられるわけないじゃないですか!ダメです!」とか。

「屋根の傾斜をもっとナナメにしてくれ」と言ったら、
「建築基準法で10mまでだからダメです!!!」とか、絶対に譲らない。

「注文住宅って言ったら何でもできるはずやないか!」
「そんなん、なんでもって言っても法律は守った上でのなんでもですやん!」

って、それはもうバトルですよ。(笑)

まあ、そこは中垣さんのいう事を聞かないとしゃーないので(笑)お任せしましたけどね。
間取りに関しては問題なかったみたいで、僕が言ったとおりにしてくれました(笑)。
すり合わせは本当に大変でしたが、納得のできる家にしてもらえたと思います。

この土地で店舗付きの3階建てを建てるという条件で…

僕は整骨院をやっているんですけれど、元々すぐ近所でやってたんです。
家は別に賃貸で借りて住んでいて。
たまたまここの土地が売りに出ていたので、「ここで3階建てのの店舗兼住宅ししたらどうかなあ」となりました。

実はそれまでも3年くらいかけて何となくいい土地がないかな、と探していたのですが、店舗兼住居にするとは考えていなかったので、自宅にお客さんが出入りするのは嫌かな?と思いながら奥さんに相談したところ、いいんじゃない?と。

実はウチの奥さんは日あたりをとても気にする人でしてね。
今日来られて分かると思いますが、この場所は表になる西側が道に面していて障害物がないし、実は横になる南にも裏の東側二も高い建物がないんです。
僕としてはちょっと当たりすぎじゃないの?というぐらい日が当たるんですけど(笑)ジメジメするよりはいいでしょう。

店舗兼住宅にすることについては、うちはまだ子供が小学生なんですね。
共働きなので、子供が帰って来た時にお父さんが家にいるのは安心できるのではないかとプラスに考えてくれました。もちろん僕は仕事をしていますしお客さまもいますが、もし何かあったときには降りて来て声を掛けることができますから。

それで、この土地で店舗付きの3階建てを建てるという条件で相談したんですが、ガッキー(中垣)は境界から何メートル入らないと建物を建てられないとか、建ぺい率は、とかそういうもろもろのことで「これダメ」「これもダメ」というんですよ。
だから「なんでやねん!何とかしてくれ!」とバトルになって(笑)

そうしながら何とか建ったという感じです。

僕もこの家のために協力できるチームに入れてもらいたいとという感覚で

先ほど言ったように、もともと近くでお店をやっていたので、仕事が終わったら様子を見に立ち寄っていたんです。

僕は素人だからちょっと変わったくらいでは何も分からないんですけど。
例えば今日階段が付いた!というように見た目ではっきりわかることなら気が付くんですけどね。それを見るのは楽しかったですね。

毎日行くので棟梁とかともすっかり顔見知りになって、途中からは僕も手伝ったりしていました(笑)
全部終わったときに、ガッキーが「すみませんでした」って言っていましたね(笑)


正直言うと、毎日現場を見に行っていたことで、特に片付けの面などで「アラ」が見えた部分もありました。
でも、新築の家をここまで毎日見に来る施主なんてほとんどいないだろうし、みんな気付かずに過ぎていくことなのかもしれない。

そんなことよりも、中垣さんも現場の大工さんも、施主のことを思ってやってくれているんだろうな、という部分が本当にたくさんあったんですよ。

中垣さんが信頼するチーム…大工さん、左官屋さん、電気屋さん、水道屋さん、みんな僕が信用している人でやっているんです、というのが感じられたし、僕も信用したいと思ったし、僕もこの家のために協力できるチームに入れてもらいたいとという感覚でしたので、いちいち細かいことをいう気にはなりませんでしたね。

結局は、中垣さんのお人柄なんでしょうね。
インターネットで見つけて知り合って、お付き合いも短い間からだけれど、自分が信用したんだから任せよう、と思えたんですよね。

中垣さんはお家に関してはものすごい真面目で熱い人です。
特に耐震については、もう絶対曲げない。

だから僕も、本当はこうしたいんだけど、ガッキーが「後々危ない、気になる」と言うんならやめときますわ、ってなったんですよ。

キッチンから子供たちに目が届くので、安心できているんじゃないかな

施工例|リビングからベランダに続く無垢の床

LDKが3階になっていて、大きい窓がベランダにも続いているんです。

このウッドデッキが一番のこだわりで、リビングとベランダに段差がなく、まるで地続きのような感じになっているんですよ。
天井と屋根の内側もそのまま繋がったような形になるようにしてもらっていて、ベランダもリビングの一部みたいにしたくて色々と考えてもらいましたね。

 リビングからフラットに続くベランダの床と天井 


それと、家が新しくなって、人に来てもらう機会も何度かあるのですが、皆さん
「アイランドキッチンっていいなあ」と言ってくれます。
僕もこれはよかったな、と思うし、奥さんも嬉しいみたいです。



それから、キッチンのすぐ横に子供たちの机があって、いつもここにいるので子供たちはよく怒られていますよ。「宿題は?」とか「いつまで遊んでるの!」とか。(笑)

何をしているか目が届くので、安心できているんじゃないかと思います。

夜干した洗濯物が朝しっかり乾いているのは珪藻土のおかげ

内装の壁は珪藻土なのですが、奥さんがすごく気に入っていますね。

うちは外には物干しをつくっていないんですよ。かわりに洗濯部屋を一部屋作っているんです。
洗濯したものをその部屋に干して、そこにクローゼットも全部あるんです。



それが、室内でもしっかり乾くんですよ。壁の珪藻土が水分を吸ってくれるんです。

夜、洗濯物を干した時には湿度が80%くらいにはなるんですが、朝起きたときにはもう湿度が60%になっていて、洗濯物は乾いています。

換気扇が24時間回っていますが、それだけでは乾かないでしょう。
壁がビニールクロスだったら無理だと思いますよ、結露してカビが生えて。
珪藻土のおかげだと思います。
もう、1年住んでいますが、冬の結露も全くありませんでしたからね。


他には、診療室からの通用口と自宅玄関の間には土間を設けています。
これは奥さんの希望ですね。自転車など、家に上げたくないものを置いておきたいみたいです。

来てくれたお客さんが「いい家ですね」と言ってくれます

家としてのクオリティって、僕らは素人だから分からないじゃないですか。

でもお客さん(患者さん)の中には水道屋さんのような建築について詳しい人がいて、そういう方が
「いいお家ですね」と言ってくれるんです。

たとえば、
「診察室に居ても、トイレに行っても、温度が変わらない」と。
「これだけのスペースで、エアコンを隅々まで効かそうと思ったら、キッチリ建てて気密性を保たないと無理だから、いい職人が入っているはずだ」と言ってくれましてね。

最近の家はどこでも気密性が高いとは思いますが、接着剤のにおいがする家ではなく、完全に自然素材を使って作った家でそれができているのはやっぱりすごいのかな、とも思います。

それから、診療室も処置室も同じように無垢フローリングで珪藻土の壁ですから、ちょっとでも落ち着くというか、安心してもらえるんじゃないでしょうか。
診療室


店舗のトイレには少しこだわりました。

実はこの家は和室を作らなかったんです。けど、和のテイストは好きなんですよね。

なので、お店のトイレだけ、和のテイストにしてもらいました(笑)
Office.Nさんの家の内装の壁は珪藻土ですけど、ここののトイレだけ、同じ塗りですけど藁すさなんです。
それから間接照明がよかったので、鏡の後ろに照明を入れてもらって、あと石を使ったデザインにして欲しいという要望を出しました。




家を建ててからおよそ1年ですが、Office.Nさんに家を建ててもらって良かったですよ。
まだ少しやってもらいたいことがありますし、点検などもあるのでお付き合いは長くなりますが、これからも信頼してお任せしていこうと思っています。

インタビューにご協力いただきありがとうございました。

気さくにお話いただき、室内の撮影等もさせていただきました。
H様、お忙しい中、本当にありがとうございました。

お施主様(H様)
 
インタビュアー/ナンバユキコ(まねきねこ企画)

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