木造の空き家のお手入れの話 N通信 10月号(Vol.18)より

現場のお話 ~木造の空き家~

先日、お客様のご紹介で、ある事情で住んでいなかったお宅を治して住めるようにきれいにしたいので見に来てほしいとの依頼がありました。

そこは奈良県内に建つなかなか広めの木造建築でした。

遠巻きに確認しただけでも外壁の塗装がすごくめくれているのが分かります。

かなり放置されていたのかと思いきや、お聞きすると5年ほどだそうです。
ここのお宅は、木造建築ですが瓦屋根ではなく陸屋根という屋根で雨の影響を受けやすいため早めのメンテナンスが必要です。

外壁にも通気層(結露や断熱対策の木構造)がないのでもしかすると結露の影響もあるかもしれませんね。

左の写真は陸屋根を上からみたところですが、丸の辺りが約5センチほど隆起しています。
全体的にひび割れがひどく防水効果もなくなっているため、中のベニヤまで水が侵入して
膨れ上がったんだと思います。

右の写真は軒裏を撮影したんですが所々にひび割れがみられます。
長く放置していると そのうち水が侵入してくる可能性があるので早めの対策が必要です。

原因が劣化だけなのかどうかは今となってはよくわかりませんが、もし放置せずに風害だと特定することができれば火災保険が適用される可能性があるので、お近くの保険に詳しい方に相談されるとよいと思います。

もちろんわたしに聞いていただいてもお話しさせて頂きます(^^♪