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【住宅診断】30年以上メンテナンスをしていない中古住宅を購入された事例

2020年2月20日 / 施工事例  トラブル

先日、住宅診断で お家を見に行かせていただきました。

中古物件を購入されて どうすれば長持ちするのかが知りたいという案件です。
見たところ約30年以上はメンテナンスをされていないような状態です。

下の写真の状態は、
①壁の塗装が剥がれ、
②防水効果がなくなったまま年月がすぎると
③強アルカリ性のモルタル壁の中性化が始まり、
④モルタルの強度が下がってひび割れが発生して
⑤内部の下地とモルタル壁をくっつけている “ラス”という網目状の金属が錆びて壁が崩れ出した

と推測されます。
外壁の劣化

これは弱った壁をある程度はがしてから防水処理をして復旧すればキレイに戻せます。


次の写真はカラーベストという屋根材で、表面の黒くなっている部分は防水効果がなくなっています。
劣化したカラーベスト

雨水が乾かなくなり慢性的に湿っている状態が続いて水垢と汚れが溜まっている状態です。
近くで見ると全体的に苔もかなり生えています。
現状としてはカラーベスト自体にもある程度雨水が染み込み素材の厚みで雨漏りを防いでいるような状態です。

このままだとカラーベスト自体の風化が続いて屋根材自体も交換しなくてはなりません。
そうなる前にメンテナンス工事をしておくと、家自体も長持ちして毎回のメンテナンス費用も抑えることができます。

やはり、メンテナンスは大事だなと思わせてくれたよい機会でした。
どのようにメンテナンス計画をしていくか引き続きお手伝いさせていただいております。


家ってなかなかわかりにくいことも多いと思うので少しでも疑問に思うことがあれば早めに建築に詳しい方にご相談されることをお勧めします
もちろん私に聞いてもらっても大丈夫です!(^^♪


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