こんにちは、アーリーです。10月に入りかなり涼しくなりました。
秋と言えばやっぱり「食欲の秋」。10月はちょうどサンマの水揚げシーズンです。昨年の水揚げ量は1.8万トンと過去最低でした。以前は30万トンほどの漁獲量がありましたが年々減っています。今年も昨年並みの漁獲量だと予想されてますので、このままだと安くて美味しいサンマが高級魚になってしまうかもしれませんね?
インフレに強い金融商品は。。。
先月号で、次回は「インフレ時代に持っておくと良い金融商品について説明します」と予告していました。
金融商品を説明する前に、まずは日本のインフレがどの様に推移してきたかを見てみたいと思います。
物価の上げ幅を見るには総務省が毎月発表してます「消費者物価指数」の推移を見るとわかりやすいです。
前年同月比を比較すると平均約3.5%の物価上昇していることがわかります。
ということは、最低でも年3.5%以上増える金融商品でなければインフレには勝てないことになります。
外国債券
債券とは、国や地方公共団体、企業などが一般の投資家から借り入れを行う目的で発行される有価証券です。
満期まで待てばお金が戻ってくるほか、利子も得られます。
日本で一般的に取引される外国債券はアメリカ・オーストラリア債です。
アメリカ国債10年・・・4.795%
オーストラリア国債10年・・・4.576%
この金利ですと3.5%を上回っていますので、インフレに勝てると言っていいでしょう。ただし、為替の影響を受けますので必ずしも安全だとは言えませんので注意は必要です。
ちなみに、日本国債は0.803%となっています。(※2023年10月7日現在)
もっと良い金融商品は?
債券は、満期まで持っていれば元金と利息が保障されますので、安全性の高い金融商品です。しかしさらにインフレが進んだ場合、必ずしもインフレに強いとは言い切れません。
では、債券よりもインフレに強い金融商品はどんなものでしょう?
それは物の値段が上がれば、それに比例して価値が上がるモノになります。
株・投資信託・不動産・金などになります。
株はインフレ時でもモノの値段が上がるためそれに合わせて株価も上がるからです。
投資信託も、様々な会社の株を組み合わせているため、同じく株価が上がります。
不動産も、インフレと同時に不動産価格も上がるからです。
金は、インフレで通貨の価値が低下しても価値が下がりにくく、インフレに強いとされています。
ここが大事
この記事を読んで、すぐに株などを始めようと思う人は注意が必要です。インフレ対策は大切ですが日々の生活費を確保し、当分使わなくても大丈夫な範囲で行わなければなりません。普通預金は利息はほとんどありませんが、使いたいときにすぐに使えるメリットがあります。金融商品を購入する前に将来のキャッシュフローを計算しお金の計画を立てることが大事です。
お金の計画を立ててみたいと思われる方や、このニュースレターを読んでご連絡いただいた方には無料で相談にのらせていただきます。希望者はoffice N(0120-690-261)経由でアーリーにご連絡くださいね。