Vol. 63 2022年11月N通信

皆様 こんにちは!  中垣です。                    
今年の11月の前半はまれにみる暖かい日が続いていましたが先日の雨から
急に寒くなってきましたね~ 。私の家では昨日は毛布を出してきたり衣替えなんかでプチバタバタしていました。 みなさん、急な気温の変化で体調崩されないように気をつけてくださいね~。

さて、先月私のところに本当に久しぶりに以前住宅計画でお手伝いをさせてもらっていた 方から連絡がありました。

だいたい4年くらい前にお手伝いさせてもらっていた内容は、とある工務店で注文住宅として新築を建てられたんですが、入居して何年も経っていないのに何故か 外壁の塗装部分が 塗装の下地の継ぎ目が分かるくらいくっきり筋が出てきて、ところどころ割れたりしてきて いるので、不安になって 工務店に聞いてみても歯切れのわるい回答だったので中立的な 第3者の人の意見を聞いてみたいというご相談でした。

当時現地に確認に行くと、聞いていたとおり外壁の1面(西側)に筋がくっきりついていて 確かに新しく建築したとは思えない感じに見えました。 施工する前に材料が雨に濡れてしまったり、施工方法や施工した時の気温や天気によっても 不具合が発生することがたまにあるので、そういったことなのかなと思いつついろいろ 原因を調査していきましたが、聞き取りしていく感じではなかなか原因の特定はむずかしい 感じでした。
渡してもらった資料の中の仕様材料を調べていくとこれかなというものがでてきました・・。

仕様書に書いてあり塗装の下地に使われていた、無塗装縦張りサイディング
(品番も記載あり)という 塗装の下地材としてよく使われている一般的で
比較的安価な下地材が使われていたのですが、その上に塗られていたのが
ベルアートというちょっと特殊な塗料で、左官のコテで仕上げることもできる
材料で塗装されていました。

下地材(サイディング)の品番を確認して調べていくと、一般的な塗料専用の下地材で ベルアートなど少し特殊な塗料はなんと施工不可と書かれていました。
工務店の方が知っていたのか、知らずに発注して下地材に使ってしまったのかは確認 できないのでわからないですが おそらく筋がくっきりでてしまったことや割れてきて いる原因はその塗料に合わない下地材が使われていたことが原因だったようです。
結局一度その下地材まで解体して、下地材をその塗料に合った材料に変更して、外壁を やり直しましょうということになったんですが、解体していくとさらにその内側の通気 させるための木材の施工にも不備が見つかりそれもやり直しになり、最終的にはきれいに 問題がないところまでキッチリやり直していただけました。。。

先月の岩木さんの「リフォームか建て替えか」決断する4つの確認講座での最後の 質疑コーナーでも議題に上がっていたんですが、業者さん選びが本当に大事なんだな~ とあらためて思ったご相談だったことを思い出しました。。。

今回のご相談は、去年のくれにやっと外壁がきれいに問題なくなったんですが親のことなどいろいろ生活環境が変わったことや、親が入所されている施設が長野県だったこともあり 今月から長野県に移住されるご予定で、泣く泣く売却したいとのご相談でした。

ものすごくこだわって造られた、オシャレできれいなお家なのでぜひみなさんに 見にきていただきたいので、12月2日、3日限定でお披露目会を開催させていただくことになりました。

場所は奈良市山陵町になります。気になる方は中垣までご連絡お待ちしております!! それでは、会場でお待ちしております~(^-^)

いろいろ活動してますので、少しでも何かの参考になれば嬉しいです(^-^)
これからも、好かれて 気に入られて 喜ばれて 忘れられない 会社を目指して
今月も頑張りま~す(^-^)