Vol. 56 2022年4月N通信

皆様 こんにちは!  中垣です。

最近花粉の飛散量がすごくないですか??
私が高校生くらいに発症した花粉症が大人になるにつれて年々ましになってきて去年はぜんぜん大丈夫だったのに、今年はすこーし外に出るだけでとんでもなく
鼻水が出てきて、くしゃみが止まらなくなってしまいます(;´・ω・)

周りの方にも話していると今年花粉症になった方がすごく多いように感じます。
家づくりの打ち合わせでも洗濯物を外で干したくないというご要望が増えました・・・。
とは言え季節を感じることができるものってやっぱりほとんどが外にありますよね。
先日、打ち合わせで大阪に行く用事があったのですこーし早めに出てついでに2駅先の駅、森ノ宮駅で下車しました。

森ノ宮駅のすぐ横には大阪城公園がありますよね。
季節もちょうどお花見シーズン。テレビのニュースでも連日の開花宣言をしてたのでじつはどんな感じか気になっていました。(*´σ-`)
春の陽気で快晴。次の予定もあるため結構足早に散策したのでじんわりと汗をかき、鼻水に耐えながら、くしゃみ出まくりで私はゆっくり楽しめませんでしたが(;^_^A、お花見のお客さんで大盛況の様子でした。

来ている人たちの1/3くらいの方が外国の方のようで
インバウンドも結構戻ってきているんだなと感じました。

外ということもあってか、ほとんどの方がマスク無しの印象です。
季節もそうですが、みんなの日常も戻りつつあるようでした。

私に関しては、今年再び発症した花粉症に耐えながらではありますが、仕事の
合間に季節を感じることができて、ほんとうに日本で過ごせることに幸せを感じる一日になりました。。

たまには、寄り道もいいもんですね~。
会社の近くにある佐保川の桜も今年も満開で、たくさんのカメラマンが写真を撮っておられました。その光景も毎年恒例の名物の風景で、桜を見るというよりカメラマンたちが集まっている風景を見ると「あ~、今年も春が来た~」って個人的にはなってます (笑)

先月のWBCも録画で全試合観戦しましたが、本当に感動的でした。
もともと、そんなに野球に興味はなく 大谷選手の二刀流が見たくて見始めたんですが、ずぶずぶにハマってしまい、村上様が準決勝で復活した場面では解説の方が泣いていて思わずもらい泣きをしちゃいました・・・(;’∀’)

きっと同じようににわかファンでも分かりやすく野球に興味がわいた方がたくさんおられると思います。その後も熱狂は冷めない様子で、連日のように活躍した選手のその後の様子が取り上げられていましたね。

侍ジャパンで戦ったたくさんの知らなかった選手にも興味が沸き始めると、TVのCMに実はたくさんの侍ジャパンの選手が出ていたことに気づいてびっくりしました。
人って興味がわくと似たような情報に気づきだすんですね。。自分が乗っている車と同じ車種の車とすれ違うと見てしまうのと同じ現象ですね。すっかりはまってます (笑)

侍ジャパンはできるかどうかではなくやるかやらないかということを教えてくれました。
私もいろいろチャレンジしていこうと思います(^-^)

いろいろ活動してますので、少しでも何かの参考になれば嬉しいです(^-^)

これからも、好かれて 気に入られて 喜ばれて 忘れられない 会社を目指して今月も頑張りま~す(^-^)

2023年6月号 金融にかかる税金

こんにちは!。アーリーです。

2024年からNISA制度が新しく変わります。改正される内容は従来の制度よりメリットが大きくかなり良い内容になっています。今回は、そんなNISAの改良ポイントをまとめてみました。

まずNISAとは・・・

国が定めたルールの元で運用することで運用益が非課税となる制度です。通常は利益に対して20%の税金がかかりますので、それが非課税になるのはかなりお得です。使わないと損ですよね。以下今回の改正ポイントです。大きく3つあります。

①年間投資額に拡大

【現行】つみたてNISA 年間40万円  一般NISA     年間120万円

【新制度】つみたてNISA 年間120万円  一般NISA 年間240万円

現行制度では「つみたてNISA」と「一般NISA」のどちらか一方しか選択できませんでしたが、新制度では両方を併用できることになりました。そのため今までは年間最大120万円までしか投資できませんでしたが、新制度では最大360万円まで投資できることになりました。

②期間の延長

【現行】つみたてNISA  20年  一般NISA     5年

【新制度】つみたてNISA 期間無期限  一般NISA  期間無期限

運用期間が無期限となったことで長期運用の成果が見込めます。ここでは運用期間によりどのくらい結果に違いがでるのかを比較してみます。

(参考例:つみたてNISAを利用して毎月3万円を年率5%で運用した場合)

《20年》積立元本  720万円➡ 最終金額(元本+増えた金額)1222万円 利益502万円 169.7%

《30年》積立元本1080万円  ➡ 最終金額(元本+増えた金額)2456万円 利益1376万円 227.4%

《40年》積立元本1440万円  ➡ 最終金額(元本+増えた金額)4466万円 利益3026万円 310.1%

《50年》積立元本1800万円  ➡ 最終金額(元本+増えた金額)7739万円 利益5939万円 429.9%

上記例からより運用期間が長い方が利益が多い事がわかります。しかもNISAは運用益が非課税になりますのでより早く始めた方がメリットは大きいです。

③非課税保有限度額の拡大

【現行】つみたてNISA 800万円 ⇔ 一般NISA  600万円 のどちらかを選択

➡【新制度】つみたてNISA  と 一般NISA   を 合わせて1800万円

新制度は1800万円まで非課税で運用できますのでかなりの拡大です。ちなみに一旦1800万円の枠を使いきったとしても、途中で売却するとその分枠は復活します。

わかりましたか?何かご質問ありましたらオフィスエヌのお問い合わせフォームからご連絡お待ちしております。

2023年5月号 社会保険(介護保険)民間施設

こんにちは!アーリーです。

皆さん、ゴールデンウイークは楽しめましたでしょうか?久しぶりに何も制限のない連休でしたのでどこも人が多くて、混んでいたと思います。わが家は一人暮らしをしている息子も帰って来て久しぶりに家族団欒で過ごしました。さて、先月は様々な種類がある介護施設の中から公的施設について説明しました。今月は民間施設の説明をさせていただきます。

【民間施設】介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームとは、24時間介護スタッフが常駐し、掃除や洗濯など身の回りの世話や、食事、入浴、排せつなどの介助サービスが受けられる介護施設です。さまざまな生活介助だけでなく、必要に応じて看護やリハビリなどもサポートできます。また、介護保険サービス費用が定額となっているため、「月々の予算が立てやすい」ことがメリットです。介護サービス費用は”要介護度によって決められた定額”を負担します。負担額は原則1割ですが、所得によっては2~3割の負担もあります。

《費用》入居金0~580万円  月額利用料15.7~28.6万円

【民間施設】住宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームとは、食事、洗濯、清掃などの生活支援サービスが付いた高齢者施設です。ホームのスタッフが介護サービスを提供しない点が介護付き有料老人ホームとの違いです。 入居者が必要とする生活援助、外部の介護サービスを自由に組み合わせることができるので、一人ひとりに合ったペースで生活できる環境です。そのため、今まで在宅介護の際に利用していたサービスも継続して利用することができます。また入居者が楽しめるよう、レクリエーションやイベントが充実しており、他の入居者とコミュニケーションをとって楽しく生活できることが魅力です。

《費用》入居金0~21万円  月額利用料9.6~16.3万円 

【民間施設】サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅は介護施設ではなく、あくまで住宅として扱われ、バリアフリーが完備された高齢者の住まいです。
入居すると、安否確認や生活相談のサービスが受けられるため、入居者が安心して暮らせる環境が整っています。介護が必要になったら外部のサービスを受けることも可能ですので「今のところ介護は必要ないが、将来の備えとして利用したい」という方におすすめです。また生活の自由度が高いのも特徴です

《費用》入居金0~30万円  月額利用料11.8~19.5万円

【民間施設】グループホーム

グループホームとは認知症の方が、少人数で共同生活をおくるための施設です。入居者ができること、できないことに応じて、洗濯や料理などの役割を担いながら暮らしているのが大きな特徴。自分ができることは自分で行うことで、認知症の進行をゆるやかにしつつ、並行して専門職員のケアを受けられることがメリットです。認知症は脳の刺激が少ないと進行が早まる可能性があることから、自宅に近い環境で生活をして進行を緩やかにさせます。また介護保険の地域密着サービスに属しているため、入居条件は厳しく、原則として施設がある市区町村に住民票がある方が条件です。

《費用》入居金0~15.8万円  月額利用料10~14.3万円 

わかりましたか?。何かご相談ございましたらオフィスエヌのお問い合わせ窓口からアーリーまでご連絡くださいね。

 

 

2023年4月号 社会保険(介護保険)公的施設

こんにちは!。アーリーです。

今月は各介護施設で受けられるサービス内容や費用について説明していきます。

このタイミングでなんですが、今月から私の叔父(母の兄)が介護施設に入居しました。年を取り生まれ育った町で過ごしたいとの本人の希望で何十年か振りに故郷に戻ってきました。空き家になっている実家では何かと不便だとの判断で町内にある施設への入居となりました。実は同じ町内には、私の母が一人で住んでいます。まだまだ元気ですが今年で79歳になりますので、アーリー家でも介護と本気で向き合わないといけない実感がわいてきました。さて介護施設には様々な種類があると説明しました。今月は、比較的費用が安い公的施設を説明いたします。

ケアハウス

ケアハウスは食事・入浴・排泄といった介助が受けられ、リハビリや病院の付き添いなどの対応も可能。入居者全員に個室が与えられるので、プライバシーを確保しながら安心して生活することができます。軽費老人ホームC型とも呼ばれ、助成制度があるため低所得の高齢者も入居できます。年齢60歳以上の方を入居対象とし、身寄りがなく一人暮らしをしている方、老衰により身体機能が低下している方などに適した施設です。要介護認定を受けていない「自立」の方でも入居が可能です。

《費用》入居金0~30万円  月額利用料9.2~13.1万円

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは介護を必要とする方のために「終の棲家」となる生活の場と24時間の介護サービスの提供を目的とした介護施設で認知症の方も受け入れ可能です。特養は介護度の高い利用者が多いため、看取りに対するニーズが高まっています。

《費用》入居金0万円  月額利用料10~14.4万円 

注意特養では専門的な医療ケアを受けることができないため、3ヵ月を超える入院が必要になった場合は退去しなくてはなりません。

介護老人保健施設

介護老人保健施設は、通称「老健」といい病院からの退院後すぐに在宅生活に復帰できない状態の高齢者が、リハビリのために数ヵ月程度滞在することを目的とした施設です。入所者の在宅復帰を目指した施設のため、ほかの介護施設に比べて入所期間は短いことが特徴です。リハビリの専門職である理学療法士や作業療法士などが常勤しており、質の高いリハビリが受けられます。

《費用》入居金0万円  月額利用料8.8~15.1万円 

介護医療院(介護療養型医療施設)

介護医療院は数ある施設のなかでも、特に「医療ケアが必要な方」に特化した施設です。医師や看護師はもちろん、薬剤師や栄養士などの配置が義務付けられていて、看取りを見据えた長期的な入居が可能となっています。ただし、完全個室ではなく、パーティションなどで分割されている場合も多いため、プライバシーの確保には注意が必要です。

《費用》入居金0万円  月額利用料8.6~15.5万円 

次回は、個人のニーズに合わせて入居先を選べる民間施設について説明いたします。また来月お会いできるのを楽しみにしております。

 

 

№70 見上げられる高さが解放感を生み出す

家族が何気なく過ごせるゆとりの空間をつくろう

5メートルの吹き抜けがある家

最近の傾向として、天井が高く広々した空間のある家が人気です。

「Smarat2030令和の家」の吹き抜けは5メートル天井高があります。この空間は日差しを取り込み、家の空気を循環させるという、大変重要な役割を担っています。また、吹き抜け以外の天井高も2.4メートルと一般の住宅では高めです。また、それだけで室内の圧迫感はありません。空や山は高いから見上げます。首を上に向けられることも重要な要素の一つなのです。ちなみに室内の建具類も2.4メートルの天井高に合わせると、より高さを感じられる空間になります。

コロナ禍でテレワークやオンライン授業などが日常となり、家の中で家族全員が過ごす時間が増えました。空間を壁で細かく仕切るほど狭さを感じる部屋になります。それよりも家族が集うホームコモンズのようなスペース、ご主人が集中して仕事のできるスペースなど、

№69 家の「正圧」を保つには玄関ドアも大事!

玄関から入る外気をシャットアウト

玄関ドアに窓は必要?

玄関ドアにガラス窓のついたタイプがありますが、それは建売住宅などの間口の狭い玄関を明るくする工夫です。しかし、そのために冷気や暖気が侵入するリスクが発生しますから「Smart 2030令和の家」で採用する玄関ドアには窓がありません。なた、建材の断熱性能を表す数値にUW値が」ありますが、玄関ドアもできればUW値が0.1以下のものを選ぶといいでしょう。

この家では、UW値が0.92というスウェーデンの断熱ドアを採用しています。スマホで遠隔そうだできるので施錠を忘れても安心です。

「Smart2030令和の家」は玄関ドアが少し重たく感じられ、また、開けた時に室内から流れ出た空気が顔に当たります。これは家の中の空気がパンパンに満ち足りている「正圧」の状態だからです。この状態を保つことで、家じゅうの温度・湿度が一定に保つことができます。

玄関には手洗用のシンクと広いシューズクローゼットを設けます。ゴルフクラブ、ベビーカー、ペットの散歩道具、雨合羽など普段使いのものや、4人家族の靴(80足)を全て収納できます。たくさんの靴があってもにおいがこもらず雨で濡れた靴が翌朝まで乾いているのは玄関も正圧に保たれているからです。

№68 四季を通して快適に過ごせる家を考える

1階の大きな掃き出し窓は、本当に快適なの?

優れたデザインには理由がある

例えば「Smarat2030令和の家」シンメトリーデザイン(左右対称)の設計になっている家でみてみましょう。センターにある上下2層のFIX窓は、冬至の低い角度で差し込む日差し(入射角30度)を建物の奥まで取り込みます。反対に、夏至の高い角度の日差し(入射角80度)は建物の庇が遮ってくれます。また、7月後半(大暑)から9月後半までの一番熱い時期の日差しも、FIX窓の外付けブラインドが入射角(50~70度)に合わせて自動で角度調整し、直射日光を遮蔽します。だから冬は暖かく、夏は涼しく過ごすことができるのです。

一般的に1階部分は大きな掃き出し窓を設置するデザインが提案されがちですが、実際はどうでしょうか?。大きな窓から家の中が丸見えになり、結局ずっとカーテンを閉め切って昼でも暗い部屋で過ごすことになります。建築基準ではカーテンのことまでは配慮されていないのです。

住宅展示場のモデルハウスは、1階に大きな掃き出し窓がつけられています。それは見学者がたくさんきていることを外からも見れるようにして他のお客様を誘い込むためです。快適な暮らしの間取りとなっているわけではありません。

「SMART2030令和の家」の袖壁にはたくさんの重要な役割があります。夏至の日差しを防ぐだけでなく、袖壁があることで隣家からの視線もきにならず、プライバシーが保たれます。また、台風などの巻き込む風からも袖壁が家を守ってくれるのです。

№67 未来の見据えたスマートハウスを建てる

今までの家づくりの常識は、もはや通用しない

スマートな家づくりとは?

家づくりに関心ある皆さんなら「スマートハウス」という言葉はご存じないでしょう。スマートは翻訳すると「賢い」という意味です。AIスピーカーに呼びかけると家電が動くという機能だけが「スマート」ではないはずです。

私は、ここまでお伝えしてきた家づくりを集約したものこそ「スマートハウス」だと考えています。

①家族が健康にくらすことができ

②省エネ仕様で余計なランニングコストがかからず

③災害・ウイルスから家族の暮らしを守り

④次世代に住み継ぐ資産価値の高い家。

そうした要素と向き合った家づくりを考えることで、

⑤急速に変化する社会に対応できる家が実現すると思うのです。

異常気象や新型コロナウイルスの感染拡大、さらに海外で続く紛争などは、私たちの生活に大きな打撃を与えています。そして、それらの経験から私たちは「もはや過去の常識は通用しない」ことをしったのです。家のあり方も同様です。そこで暮らす家族の生活が変化していくなら、家もそれに応じて変わるべきです。時代の変化を素早く捉え、暮らしに対応できる家。そのためのベースを備えたスマートハウスを目指すことが、これからの時代を賢く生きていく方法だと思います。

№66 二酸化炭素を排出しない家をつくろう

地球環境を守るために、私たちにできること。

その家の二酸化炭素排出量は?

スーパーに並ぶ商品のパッケージに、「この製品の製造過程では〇㎘の二酸化炭素が排出されています。そのため製品価格の他に炭素税が別途必要です」という表示がされる日も、そう遠くないと思います。食品や日用品だけではありません。家づくりも同じ様に炭素税込みの価格で取引されるようになるでしょう。そうすると、施主となるみなさんにとっても「二酸化炭素をいかに排出しない家をつくるか」が非常に切実な問題になってくるはずです。

二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の推進は、世界が目指しているSDGs」(持続可能な開発目標)の達成に不可欠です。私たち一人一人が未来のために取り組むべき重要な課題なのです。他国の資源を伐採し家づくりを行ってきた日本も、ようやく重い腰を上げて「改正建築物省エネ法」を施工しました。これにより2025年以降に新築する建物には、家の省エネ基準達成が義務化される建物には、家の省エネ基準達成が義務化されることになります。つまり、夏暑く冬寒い機能の低い家が社会からなくなる方向にシフトしているということです。もはや施主さんの好みやこだわりを優先しただけの家には誰も価値を認めることはありません。これからは地球環境に貢献できない家には誰も価値を認めることはありません。これからは地球環境に貢献できない家は建てられなくなるのです。

家の建築から解体までの過程でも二酸化炭素は排出されます。新築を建て、壊して新たな家を建てれば、二酸化炭素の排出量は減りません。価値のある家を住み継げば立て直しもなく、排出量を軽減できます。家を建てる時から省エネは始まっているのです。

№65 EV車に必要なシャッターと太陽光パネル

EV車をフル充電で活用できる環境を整えよう。

EV車が「おうち充電」が常識

EV車とガソリン車の大きな違いはなんでしょうか?。当たり前ですが、EV車にはエンジンでなくモーターが積まれています。もちろんガソリンタンクもありません。リチウムイオン電池に充電して走るのです。この構造の違いは、家づくりにも関係します。例えば、自宅に駐車する場合、ガソリン車の給油口を開けたまま駐車する人はいませんが、EV車は充電ポートを開け、充電コネクターを挿したまま駐車するのが普通です。また、夏の直射日光にさらされていると車の表面温度は60℃以上になります。温度の上昇はリチウムイオン電池を劣化させ、車の下取り査定額を大幅に下げてしまします。こうした点からもEV車にはガレージが必須だと言えます。

これからは、自宅の太陽光発電パネルで創った電気をEV車に充電する暮らしが常識になります。もし屋根に太陽光パネルが設置できない場合には、カーポートの屋根を利用して発電する方法もあります。私のおススメは、文化シャッター製のEVソーラーカーポートです。カーポートの屋根部分で発電し、車庫内のEV車に充電ができます。さらに前面には自動で昇降するシャッターが取り付けられているので、セキュリティー面でも安心です。

大雨でアンダーパスに水たまりが発生した時、EV車はガソリン車のように旧排気口から水が入ってエンジンが止まることはありません。また、大雪の道路で立ち往生しても、アイドリングがないため燃費切れどころか蓄電シートで車内は暖かいのです。