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危険!ベランダの付け根に亀裂が…!落ちる?!

2020年1月20日 / 施工事例  トラブル

先日、「お客さんの自宅を見に行ってあげてほしい。」と行きつけの車屋さんから連絡があり
その方(Y様)の自宅に訪問させて頂きました。

内容を聞いてみると

Y様「実は・・・ ベランダが落ちかけているんです!!」

中垣「えぇぇーー! (; ・`д・´)」

案内されて見に行くと、ベランダの付け根の部分の外壁のセメントが幅2センチ、
縦に1メートルほど両サイドに亀裂が入っており、指が入ったので触ってみると
中の木材が風化してスカスカの状態でした(+o+)



崩れ落ちそうなベランダの上で調べている間は なかなかのスリルです。
Y様は、一体何年このスリルを味わっていたの!?
それとも根拠のない「落ちないだろう」と言う感覚だったのか?

よく見ると、ベランダの床にあたる部分も現在は当たり前に施工している防水工法ではなく
セメントがむき出しの仕上がりとなっており、改善点は色々とありそうなお宅でした。

話を聞いていると、周りのお宅も同じ工務店さんが建築されているということで
2軒はすでにベランダが落下して、下に置いてあった物干し台がつぶれたり
ゲートが凹んだりと恐ろしいエピソードを聞きながら、皆さんは家は“大丈夫”そんな根拠のない過信をされている人が多いのでは??? と不安に思えて来ました。


その後もついでにあちこち調べていくと和室の寝室の壁にカビが生えていたり
2階の天井に雨漏りのあとや、外壁のセメントの1メートル四方が膨らんでいたり・・・

Y様は私に、建築した工務店や、その後雨漏りの修理をしたリフォーム業者への苦情を
面白おかしく?!話しては頂きましたが、本当に困っておられる様でした。


対策としては、危険なベランダは撤去して壁をつたう雨の流れを止めない構造として
雨水の侵入し易い状況をなくしてから、腐食がしにくく交換が容易な後付けのアルミ製の軽いベランダに変更して、今後も物干しとして利用できるように提案。
屋根と外回りの不具合のある個所はすべてやりなおすことになりました。


家の強さや見た目も大事だとは思いますが、長持ちさせることの大切さを考えさせられる出来事でした。

火災保険が的要できることもあるようなので引き続き良い提案ができればと思います。


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