2023年3月14日 / Office.N通信
皆様 こんにちは! 中垣です。
先月いっぱいで無事稲刈りも完了して、一安心しているところです(^-^)
今日は私が幼稚園年長さんくらいのころにコマ無し自転車に乗る
練習をした時のお話を書いてみようと思います。
私には2つ上の兄がいます。
2つも上なので当然コマの付いていない自転車に乗っていた兄からよく
兄 「お前まだコマ付き自転車に乗ってるんか??もうすぐ小学生になるんや
からいつまでもコマ付き自転車に乗ってたら恥ずかしいぞ!!(笑)」
と毎日のようにからかって来ます。
悔しかった私は
「コマなんか無くても自転車くらい乗れるわー!」 と息巻いて練習を始めました。
痛がりだった私はコケるのが嫌で嫌でちっとも上達しない時間が続きます。
それでも、負けず嫌いだったことがたたって自分だけで隠れて練習していて
何度もチャレンジするんですが、いっこうに上達しません。。
学校もあり、夕方くらいから練習を始めたので、すぐに真っ暗になってその日は練習を諦めて家に帰りました。
タンカをきってしまった以上何とかしようと悩んでいたわたしは、観光バスの運転手をしていて休みが不定休だった私の父が、翌日は1日中休みだと言うことを聞きつけ恥をしのんで父に練習を手伝ってもらうことにしました。。
翌日は私も学校がお休みでお昼ご飯を食べたらすぐに公園に行く 約束をしました。
何度か、どこが悪いのか父に見てもらいながら自転車を漕いで見せます。
昨日と同じで自転車を漕いですぐに少しふらついたあと、両足を地面につけて“ザザーっ”と、止まってしまいます。
そんな私に、父は
父 「よし、わかった!後ろの荷台をずっと持っとくから、怖がらんと
真っ直ぐ前を見て、安心して自転車を漕いでみなさい!」
私 「うん、わかった。絶対に離したらあかんで!! 絶対やで!!」
父 「わかった、わかった。絶対離さへんから、心にゆとりを持って安心して
乗りや~。」
そこから、自転車の後ろの荷台をつかんでもらっての練習です。
少し漕ぎ出してから、わたしはしつこめに話します。
私 「絶対に離したらあかんで~」
父は少し困ったようすで
父 「わかった、わかった・・・。」と答えます。
50mくらい進んだ先の公園の行き止まりでブレーキを握りしめて一旦停車です。
「ちゃんと持っててくれた??」と後ろを振り返ると遠くのほうで
腰に手をあて “クスクス”笑う父の姿がありました。
一人では頑張っても全然乗れなかったコマ無し自転車を、父に持ってもらえているという安心感だけでほんの5分くらいですぐに乗れてしまいました。
一人で乗れた喜びと、騙された恥ずかしさと父に手伝ってもらった嬉しさが入り混じった複雑な感情になった、幼少の頃の忘れられない思い出です。
それでは 今月も頑張りま~す(^-^)
先月いっぱいで無事稲刈りも完了して、一安心しているところです(^-^)
今日は私が幼稚園年長さんくらいのころにコマ無し自転車に乗る
練習をした時のお話を書いてみようと思います。
私には2つ上の兄がいます。
2つも上なので当然コマの付いていない自転車に乗っていた兄からよく
兄 「お前まだコマ付き自転車に乗ってるんか??もうすぐ小学生になるんや
からいつまでもコマ付き自転車に乗ってたら恥ずかしいぞ!!(笑)」
と毎日のようにからかって来ます。
悔しかった私は
「コマなんか無くても自転車くらい乗れるわー!」 と息巻いて練習を始めました。
痛がりだった私はコケるのが嫌で嫌でちっとも上達しない時間が続きます。
それでも、負けず嫌いだったことがたたって自分だけで隠れて練習していて
何度もチャレンジするんですが、いっこうに上達しません。。
学校もあり、夕方くらいから練習を始めたので、すぐに真っ暗になってその日は練習を諦めて家に帰りました。
タンカをきってしまった以上何とかしようと悩んでいたわたしは、観光バスの運転手をしていて休みが不定休だった私の父が、翌日は1日中休みだと言うことを聞きつけ恥をしのんで父に練習を手伝ってもらうことにしました。。
翌日は私も学校がお休みでお昼ご飯を食べたらすぐに公園に行く 約束をしました。
何度か、どこが悪いのか父に見てもらいながら自転車を漕いで見せます。
昨日と同じで自転車を漕いですぐに少しふらついたあと、両足を地面につけて“ザザーっ”と、止まってしまいます。
そんな私に、父は
父 「よし、わかった!後ろの荷台をずっと持っとくから、怖がらんと
真っ直ぐ前を見て、安心して自転車を漕いでみなさい!」
私 「うん、わかった。絶対に離したらあかんで!! 絶対やで!!」
父 「わかった、わかった。絶対離さへんから、心にゆとりを持って安心して
乗りや~。」
そこから、自転車の後ろの荷台をつかんでもらっての練習です。
少し漕ぎ出してから、わたしはしつこめに話します。
私 「絶対に離したらあかんで~」
父は少し困ったようすで
父 「わかった、わかった・・・。」と答えます。
50mくらい進んだ先の公園の行き止まりでブレーキを握りしめて一旦停車です。
「ちゃんと持っててくれた??」と後ろを振り返ると遠くのほうで
腰に手をあて “クスクス”笑う父の姿がありました。
一人では頑張っても全然乗れなかったコマ無し自転車を、父に持ってもらえているという安心感だけでほんの5分くらいですぐに乗れてしまいました。
一人で乗れた喜びと、騙された恥ずかしさと父に手伝ってもらった嬉しさが入り混じった複雑な感情になった、幼少の頃の忘れられない思い出です。
それでは 今月も頑張りま~す(^-^)