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Vol. 50 2022年11月N通信

2023年3月14日 / 豆知識  Office.N通信

皆様 こんにちは!  中垣です。
ようやく涼しくなってきた今日この頃、体調などくずされてませんか??

私の方は無事稲刈りも終わりホッとしているところです。
今年もいろいろな方とお会いしていろんなお話しを聞かせてもらってすごくわたしも勉強になりました。

工事の時にいろいろ点検をしていると、火災保険で申請できそうな案件によく遭遇します。

その時に、火災保険でどこまでカバーできているかの確認のために、保険証券の補償範囲が書かれているところを確認します。
一般の方が見ても専門用語が多いため分かりにくいので、一緒に確認しようとすると同じ建物なのに たくさんの火災保険に加入(同じ補償が重複)してしまっていることがよくあります。

たとえば、○○共済さんの場合は火災保険や家財保険のほか、積立運用と生命保険がセット販売になっていて、「預けておいて少しは増えるなら・・・」と、
○○共済さん勧められて、もともとの損保会社の火災保険に入った状態のまま加入されるといったケースです。

事例で話しますと先日の場合では、預け入れ(運用)が5年間の契約で約200万円の運用で増える額が、約3万円。
同時にセットされる火災保険の年間支払い料金が57,390円だったので、5年間で支払う保険料は286,950円ともともと入っている別の損保会社の火災保険の保険料は5年間で、約280,000円。火災保険だけでも5年間で約56万円も支払うことになっていました。
最近の火災保険商品では減ってきましたが、今回のケースのように
他の火災保険と補償が重複している場合は、2つの火災保険の契約している
保険金額のどちらか高い方が最高額になり、各社で支払いを按分する契約になっているものもあります。 実は2重払いになっているけど補償額は1件分になり、すごくもったないことになっている場合も実際のケースとして存在します。

他にも、確認が必要なところと言えば、風水害の災害への補償として、比較的支払う保険料が安い火災保険商品もあり、“一部損壊”で損害額が100万円以上で支払われる保険金額が60万円、“全壊”認定での支払われる保険金額は、最高600万円という保険商品もあります。

家が全壊したのに600万円では家の再建築ができないので、今の補償でも大丈夫なのかどうかという再検討が必要ですね。。

先日お会いした方の保険証券の確認のお手伝いをしていたんですが、火災保険の補償に水災の補償がついておらず、すぐ近くに一級河川があるのでもしやと思いハザードマップで確認すると水災害の指定地域で 川の氾濫があれば、大人の胸近くまで水に浸かってしまいます。

水災の補償をセットしてもここの地域では年間6,500円ほど保険料が増える程度で補償してくれるのでこういった場合も本当に今の補償で大丈夫なのかの検討が必要です。

あと、2006年以前に建築された建物に関しては、建築資材への含有アスベストの調査や処分方法がかなり厳しくなったので、倒壊や一部損壊した住宅建材の処分費用がかなり高くなっていくはずですので、現在加入している火災保険の保険金額が本当に適正な価格なのかの検討も必要になってきます。

今年を振り返ると、集中豪雨による河川の氾濫での洪水災害や土砂災害、急激な落雷等本当にたくさんのところで日常のように災害が発生しましたね。

現状の火災保険の補償内容の確認は重要ですので、ぜひ確認してみてくださいね!!
いろいろ活動してますので、少しでも何かの参考になれば嬉しいです(^-^)

これからも、好かれて 気に入られて 喜ばれて 忘れられない 会社を目指して 今月も頑張りま~す(^-^)


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