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Vol. 51 2022年12月N通信

2023年3月14日 / Office.N通信

皆様 こんにちは!  中垣です。

今年も残すところあと2週間になりました~。
いつものことですが・・・今年もあっっという間の1年でした(^-^)

今年もいろいろある中でも知らない方もおられると思いますが今年、
建築業界に衝撃が走ったことと言えば やはり「アスベストの処分方法」に関する法律が変わったことじゃないでしょうか。。

実は 平成18年(2006年)より以前に建築された建物に使われている建築資材には非常に高い確率で アスベスト(石綿)が使われているんです。

以前から問題にはなっていたんですが、キチンと処分方法を守って捨てなかったり正しい処分方法を知らない方が多すぎて、実際の現場では知らない間に 2次災害が起きてしまっていることが多く、ついに行政のメスが入ったかたちです。

これは 平成18年以前の建物は 建物を解体したり、リフォーム工事をするときは 使っている建築資材にアスベストが入っているかどうかの調査を、調査する資格を持った調査員が調べて、資料にして市役所に提出して保存する作業や、現場で解体やリフォーム工事をするときは、作業主任者という資格を持った人が一人いてないと法律違反になったり作業する人は全員 特別講習を受けないと作業をしてはいけないというものです。


建築業の方ならすべての人が何らかの資格を取得しないと工事ができない状態になるのでたくさんの建築業会の人が この資格を取得するための講習へ一斉に申し込みをしたので全国の講習会場が一気にパンパンの状態になりました。

私も最近になってやっとすべての免許を取得出来ました!!

講習に通って思ったのは、すごく毒性の強いアスベストを少しでも吸って
しまうと健康にものすごい悪影響があるんだなって言うことをあらためて
感じたのと、現在もアスベストが含まれた建築資材に囲まれながら住まれて
いる方がかなり多くいて、しかも住んでいる方がこの現状を知らないので
今この瞬間も 知らないうちに吸い込んでしまっているかもしれないという状態にあるので、一人でも多くの方に伝えないといけないなと思いました。

私も長くこの建築業会に携わっているので何らかの形で肺に入っていると思います( ;∀;)

あと、解体やリフォーム工事の工事中には、粉じんが舞わないようにしっかり養生したり 濡らしてみたり 形を壊さないように そーっと剝がさないといけなかったりするので、現実的にはかなりやる仕事が増えそうです(>_<)

それでも、工事終了後に住まれる方、工事をする方、工事現場の近隣の方の健康を守るための大切な知識を 早い段階で知ることができて良かったと思っています。

アスベストを吸ってから、悪い症状が体に現れるのが だいたい40年後に発症することが多く、最もアスベストが使用されていた時期から考えると2025年が発症のピークになるそうです。

何より、現在も住まれているかたにもある程度知っておいてもらった方がいいのかなとも思っています。
できるだけ健康被害が広まらないようにしたいので、たくさんの方に知っておいてもらえるようにしていこうと思います(^-^)

いろいろ活動してますので、少しでも何かの参考になれば嬉しいです(^-^)

これからも、好かれて 気に入られて 喜ばれて 忘れられない 会社を目指して 今月も頑張りま~す(^-^)


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